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公式 中世歌謡研究会

中世歌謡研究会は、学術的研究集団です。歌謡と音楽関連の説話を読んでいます。現在は、『梁塵秘抄』および『古今著聞集』巻第六管絃歌舞の輪講を行っています。毎年8月には、研究発表大会を行っています。このブログでは、例会のお知らせなど随時アップします。

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『今様のなかの表象』

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縄手聖子『今様のなかの〈表象〉』
(笠間書院)
A5判・上製・カバー装・258頁
定価:本体5,800円(税別)
4月上旬刊行予定。


時の流行の最先端をことばにした、豊かなる歌謡『梁塵秘抄』が新たな世界を魅せる

【目次】

 はじめに
 凡例
 
第一章 祝言歌謡の今様―祝いの歌語と文化
 第一節 『梁塵秘抄』三一六番歌における「岩屋」
  一 はじめに
  二 大嘗会和歌に詠まれる「岩屋」
  三 和歌における「巌」
  四 神仙の住処としての岩屋
  五 修験者と神仙境としての「岩屋」の世界
  六 まとめ
 【補節】 三一六番歌「泉の深ければ」小考
  一 はじめに
  二 水の深さと寿ぎ
  三 納涼の景としての泉
  四 「湧く」「出づる」泉と祝言性
 第二節 遊ぶ鶴亀と「太子」の王権と礼楽―「太子を迎へて遊ばばや」について―
  一 はじめに
  二 遊ぶ鶴亀と王権への寿ぎ
  三 州浜で描かれる鶴亀の祝いと神仙思想
  四 「太子を迎へて遊ばばや」と礼楽・王権

第二章 女性をうたう今様―逸脱性を持つ女たち
 第一節 「子産まぬ式部」について
  一 はじめに
  二 「野中の堂」に住む鬼女
  三 「心澄む」と「神さび」
  四 まとめ
 第二節 誘う女の〈神婚伝承〉
  一 はじめに
  二 三輪山の歌前史
  三 禁忌の恋
  四 神婚伝承から人間の恋歌への変遷
  五 春の焼野で誘う女
  六 聖と恋の禁忌
 第三節 呪う女―恋の恨みと呪詛、三本角の鬼
  一 はじめに
  二 呪詛する女の歌
  三 三本角の鬼と女
  四 まとめ

第三章 「美女」の今様―何故、「美女」は魅力的か
 第一節 中世における「美女」と今様―三四二番歌を視座として
  一 はじめに
  二 美しい女としての「美女」
  三 中世の「美女」
  四 今様の担い手としての「美女」
 第二節 越境者としての翁―翁の性愛と寿ぎ、笑い
  一 はじめに
  二 神としての翁
  三 和歌における翁の恋
  四 翁の恋と性愛
  五 越境者としての翁と芸能

第四章 物語の中の表象―中世王朝物語と近世の物語
 第一節 『いはでしのぶ』における物尽し―王朝なるものへの回帰方法として
  一 はじめに
  二 女一品宮と月が持つ王権の比喩
  三 月の物尽し
  四 物尽しがもたらしたもの
 第二節 『風に紅葉』の道行文―和歌の表現から読み解く
  一 はじめに
  二 道行文と歌語が持つイメージ
  三 道行文が引き寄せる和歌のイメージ
  四 『風に紅葉』の道行文の役目
 第三節 鹿角の蛇―神話的イメージの継承と創造
  一 はじめに
  二 古代における角の生えた蛇と鹿の同一性
  三 中世から「蛇性の婬」までの水神の受容
  四 鹿が流す血と真女子の文言

 初出一覧
 あとがき
笠間書院ブログより抜粋
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